「CEATEC JAPAN 2018」参加レポート

  • 2018/10/16

10月16日から幕張メッセで開催された『CEATEC JAPAN 2018』に参加しました。
全体として、今年度は多くの出展企業が”AI”や”IoT”をテーマにした展示を行っており、それらの先端技術が電子機器にとどまらず、自動車や重機などの分野でも活用されているのが印象に残りました。

以下に、各社の展示のなかで、特に注目を集めていたものについて個別にご紹介します。

OPTiMブース

  1. SCSKの流通・メディアシステム事業部門事業推進グループ流通IoTソリューション室がOPTiMブースに出展
    SCSKプレッシェンドで利用しているECシステム「F.ACE」とOPTiM IoTプラットフォームを連携させ、実店舗にて利用客がスマホで商品バーコードを読み、レジを通さず電子決済できる仕組みを紹介し、既存の店舗にてレジを経由しない精算システムを速やかに導入できる可能性を提示しています。
    流通業関係者を中心に業務視点の来場者からは「現実解としてとても良いソリューションである」と評価も得られていたようです。
  2. AI Camera Service
    2018年10月にOPTiMが発表したAI Camera Serviceを活用した様々な事例が紹介されていました。
  • 鉄道(JR九州の無人駅における事例)
    6両編成車両が停車する無人駅にカメラ6台とサーバを駅に設置。
    駅にて画像認識を行って特定のシーンを検出した場合のみクラウドサーバにデータを送信することで、利用客の危険な動きを遠隔で検知。
    関東圏の鉄道各社に営業中だが、あくまで対象は地方の無人駅を想定。
  • 医療(Smart Home Medical Care/オンライン診療サービス)
    オンライン診療には、特定の病気について6ヶ月間の対面診療ののち、3ヶ月に1回は対面診療が必要という制限。
    病院側はオンライン診療の運用について当局に申告する必要性がある。
  • 振り込め詐欺の防止(佐賀銀行ATM)
    ATMに備えた監視カメラによって挙動不審な利用者を検知しアラートを出せる。
    佐賀県警と連携し、銀行窓口の業務終了後は警察に通報できる運用。
  • 監視カメラ
    NVIDIA製GPU(Jetson)を搭載したカメラを丸紅情報システムが販売。
    BIGLOBEモバイルは屋外用防犯カメラを展示しており、SDカードを指すだけでオンライン通信が可能。

LANDLOG(コマツ、NTT docomo、SAP、OPTiMのジョイントベンチャー)

OPTiMブースに隣接し、大きな建機と超大型ディスプレイを持ち込んで大々的に宣伝をしていました。
ブースで公開していたプロモーション映像には、相当なコストをかけていた様子です。

Preferred Networks

部屋に散らばっている物体を識別した上で片付けを行ったり、音声やジェスチャーによる指示を認識してくれるロボットなど家庭用ロボットのデモンストレーションが注目を集めていました。

ローソン

次世代店舗のデモに注目が集まり、特に、スマートフォンから登録するとローソンのクーポンが貰えるデモは盛況を呈していました。

AI Edge Contest

経産省が主催する、画像認識アルゴリズムのパフォーマンスコンテンストです。
2018年11月中旬~1月中旬までの期間で、産総研とNEDOも共催し、車載動画を対象とする画像認識技術の向上を目的とした、オブジェクト検出部門とセグメンテーション部門の2部門が開催される予定です。

Fintech

各銀行グループが出展していました。

  • 三菱UFJフィナンシャルグループ
    子会社のJapan Digital Designがブロックチェーンを利用したサービスを紹介。
  • 三井住友フィナンシャルグループ
    SMBCグループが利用するチャットボットのライセンス提供を紹介。(SMBCが開発し、JSOLとNECが販売)
    オープンイノベーション拠点「hoops link tokyo」の紹介。
    Plug and PlayJapanにも参加しており、独自の施設を運用。
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