SCSK-GAIの取り組み~生成AI の安全・安心な利活用に向けて~

アイキャッチ

SCSKは、自社専用環境に生成AI「SCSK Generative AI」(以下 SCSK-GAI)を構築し、全グループ社員の業務利用を開始しました。生成 AI を積極的に活用することで、業務の効率化・生産性向上や製品・サービスへの適用、新規事業創出を目指します。また、社員が安全・安心に生成 AI を利活用できるよう「生成 AI 利用ガイドライン」を整備しています。

SCSK Generative AI について

SCSKは、中期経営計画に「技術ドリブン推進」を掲げ、生成AIを含む先進技術の獲得と活用を進め、新たな価値創出や事業開拓、社会実装に向けて高度な技術者の拡充に取り組んでいます。

これまで自然言語処理 AI に関する研究開発・特許取得を行ってきた知見を活かし、知的生産性を飛躍的に向上させることが期待される生成 AI の全グループ社員の積極的な活用にむけて、セキュアなクラウド環境に SCSK-GAI を構築しました。

また、生成 AI 利用ガイドラインを整備することで、全グループ社員が適切に管理された環境で生成AIを使い、その利点を活かせるようにするとともに、生成 AI を用いた新たなアイデア創出の機会を提供していきます。

SCSK-GAI は、マイクロソフト社が提供する Azure OpenAI Service を活用し、チャット形式での利用が可能です。利用者が入力した情報の二次利用や第三者提供は行わず、社内ネットワークからのみアクセス可能にすることで、セキュリティを確保しています。

アーキテクチャ図

SCSK-GAIの今後の利活用拡大について

SCSKは業務の効率化・生産性向上を目的とした、全グループ社員による SCSK-GAI の業務利用を推進します。今後はコーポレート業務への適用を進めるとともに、社内勉強会やアイデアソンを通じて、SCSKの強みである多様な業界・業務に従事する社員からの意見・企画を収集するなど、お客様の課題解決に向けた生成 AIの活用ノウハウを蓄積します。

プレスリリース: https://www.scsk.jp/news/2023/pdf/20230522.pdf

追記

・SCSKグループ全体での利用者数は約15,000 人(2023年11月時点)です。
・生成AIの活用アイデアを発想・共有するワークショップ「Generative AI アイデアキッチン」を社内外に開催しています。

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